社会福祉法人 共立福祉会 保育・運営の全体的な計画
2022年度 事業計画
《共立福祉会の基本理念》
心身共に健康で未来を担う 主権者としての子どもを育てる基本理念
- 私たちは、未来を担い生きる力となる子どもたちの全面発達を保障する努力をする。
- 私たちは保護者の労働を保障すると共に、保護者がより良い条件で働き続けられるよう保護者と共に努力する。
- 私たちは、保護者と共に子育てについての知恵を出し合い、学びあい、子ども・保護者・保育者が共に育ちあう保育所づくりをめざす。
- 私たちは、子どもの人権を守り地域の連帯の中で育て、地域の人々と力を合わせて保育条件の向上に努め、平和な社会を作る努力をする。
《保育の基本方針》
-子どもの全面発達の保障-
養護と教育を一体化して取り組み、子どもの全面発達を目指す。
- 「めざす子ども像」と「保育の視点」にそった保育を進める。
- 豊かな遊びと生活経験を通して、人間として生きる力の基礎を作っていく。
- 人権に配慮し、一人ひとりの人格を尊重する。
- 発達の道筋を押さえて、一人ひとりの個性を尊重しながら、子どもたちの発達を保障していく。
- 「あー、楽しかったね!」と感じられる保育を積み重ね、保育者や友だちとの対話と共感の保育を進める。
-家庭との連携-
子どもや家庭の状況を丸ごととらえ、信頼関係を作り保護者の養育力が向上するように支援する。
- 日々の保育の積み重ねから、子どもや保護者と信頼関係を築いていく。社会における格差や貧困の問題、孤立等の現状にも意識を向けながら、それぞれの家庭が抱える問題やその困難に対して寄り添っていく姿勢を大切にしていく。
- 保護者とともに、より良い保育条件作りに努め、保育観を一致させながら、子育ての喜びを共有する。
- 発達の気になる子については、家庭や専門家等との懇談を通し、子どもの姿を確認しあい、連携を深めながら、子どもの育ちの支援をしていく。
-地域の子育て支援の拠点-
地域の人々や団体との関わりを大切にし、豊かに育ちあう。
- 地域に信頼され、支持される保育園となるように、日々の保育を進めていく。
- 保育園の持っている子育ての機能を、地域に還元する取り組みを工夫していく。
地域の小学校や関係機関と緊密に連携しながら、子どもたちの就学に向けて準備を進めていく。
-職員の資質向上・民主的集団つくり-
職員は、科学的な視点を持ち専門的な知識や技術と共に、倫理観や人間性の向上を目指し、日々努力しながら保育に当たる。
- コロナ禍の中、科学的な知見に立ち、命と保育を守ることを最優先にして、組織的な対応を進め対処していく。
- だれもが“自分らしく“生きられるように、ひとり一人の人格を尊重し、様々な価値観や多様性を認め合い保育に当たる。
- 保育者一人ひとりの経験や個性を尊重し、保育者集団として子どもたち一人ひとりを大切に日々の保育を作り上げていく。
- 日々発展する保育の理論と発達を学び、理論と実践が統合された保育をすすめる。
- 保育実践を記録し、振り返りを行ないながら、対話と共感の保育を目指していく。
職員は主体的に保育事業や運営に参画し、子どもの立場に立った保育について、率直な意見交換をしながら、保育内容を充実させる。
- 各自の任務については、責任をもって遂行していくが、重要な事項の決定に際しては集団の英知を反映させていく。
- 皆で決めた事を皆で守り、一人ひとりが任務を遂行していく。
-保育園の社会的責任-
子どもの最善の利益を考慮し、人権に配慮した保育を遂行していく。
- 要望や苦情を真摯に受け止め、自己評価を行い、保育・運営内容の向上を目指す。
- 地域・専門機関との交流や連携を図る。
- 保育をめぐる情勢、課題に向き合い、保育制度についての学習を深めていく。
- 子どもたちの命を安心な環境で守り育てていくために、みんなで手をつなぎ平和な社会を作る努力をする。
社会福祉法人として、保育事業に責任を持つ。
- 地域に根差した保育のためにみんなで力を合わせていく。
- 施設運営の基礎となる施設会計の見直しや、財政基盤の確立を図っていく。
- さくらんぼ保育園の計画的な整備や改修、つくし保育園の効率的なメンテナンスを進めみんなが気持ちよく過ごせる環境づくりを進める。
- 職員の処遇改善、人材育成また地域の保育要求など様々な課題に対して、法人として中期・長期計画を検討していく。
事業計画を基に、制度に基づいた経営を維持し、事業内容の充実をはかる。
- 関係団体との連携を大切にする。